続・芝太郎の独り言・・・

県警巡査ら警察学校の試験盗む　３人書類送検、４人処分

県警（村田隆本部長）は３０日、警察学校の教官室にあった卒業試験問題と模範解答を持ち出したとして、いずれも県警察学校初任科短期課程４７期生の学生で２３歳の男性巡査２人と男性巡査（２８）１人の計３人を窃盗容疑で書類送検したと発表した。

３人は停職１～３月の懲戒処分を受け、同日付で依願退職した。ほかに試験問題などを盗み見たとして２６～２９歳の男性巡査３人を減給６月（１００分の１０）とした。

盗んだ問題などはコピーされ、学校の同期４７人全員が回し読みしていた。

全員事実を認めており、所属長注意を受けた。試験が行われたのは２月１７日。ほぼ模範解答通りだった巡査がいたため不審に思った教官らが調べて発覚した。

県警によると、退職した３人は２月１１日午前１１時すぎ、うるま市の警察学校教官室にある無施錠の机の引き出しから、初任補修科短期課程の卒業試験問題と模範解答を盗んだ疑い。うち２人は午後にも教官室に入り、問題などを持ち出した。

盗まれたのは全９科目中５科目で、学校内の総務室にあるコピー機で４部ずつ複写して、机に戻していた。

減給の２人は同日午前６時５０分ごろ、１人は午後１時ごろ、教官室に入り試験問題と模範解答を盗み見たという。試験問題を保管していた学校教官の男性警部（４１）も、管理不十分として戒告処分を受けた。

窃盗事件当日は祝日で、学校には当直教官が１人いた。懲戒処分を受けた巡査６人のうち５人は１０～１１日の当番で、１人は自宅から戻ったところだった。

会見で県警の大城盛重首席監察官は「極めて遺憾で深くおわび申し上げます。職員の指導を強化し、再発防止に取り組みます」と陳謝した。　【2011年3月31日付　琉球新報より抜粋】


とんでもない破廉恥事件。

読者の皆さんもこのニュースすでにご存知の事と思う。

どのような感想を持たれただろうか。

つい最近、大学入試でヤフー知恵袋を使いカンニング事件があった。

その受験生は当然ながら全大学から不合格だった。

あたり前田のクラッカーである。


そこへ来て、法の番人である警察官試験問題を盗み、全員で回し読みし、論文形式の問題では盗んだ問題と模範解答をコピーし机の上に準備して堂々と試験を受けていた。

これで当事者の中からは３人が停職、その他の３人が減給。

それに合わせ管理不十分として処分された警部はたまったもんじゃない。


一体全体、警察組織ってどうなってんの？


我々一般人からしたら４７人全員懲戒免職処分でしょ。

しかも誰一人実名は上がっていない。

こんなやつらが学校でて、一般配属になり我々を取り締まる立場の人間になるの？

ふざけるのもいいかげんにしろよ!!

後に大問題になるであろうこの問題、身内に甘いにもほどがある。


何故このような対応になるのか？

賢い読者の皆さんはもううすうす気づいている事と思う。

そう、警察関係者の中には、叩けば埃の出る方々が多数いるからだ。

そのくらいは特段の問題とは思ってないらしい。


沖縄に永住してから目の当たりにした、これってどうよ？を少し報告したい。

名護に住んでい頃、台風で５８号線の信号機が風で振られ、道路と並行になっていまった。
通行車両は右往左往して交通マヒが起こっていたのだが、その信号機の目の前にあった警察署内では大勢の署員が各々新聞を読み、コーヒーをすすり大変リラックスしていた。
聞けば、待機中との事。
その時ばかりは　「国民の生命と財産を守る・・・」　警察官をどやしつけたのは言うまでもない。

とある、某Ｉ市警察署長　（最近亡くなりました）　がその某Ｉ市にリゾートホテル計画を持ったゼネコン社長と那覇某所で飲んでいた。　（何故？）

某地回りヤ〇ザ幹部が出所後、某〇葉県警の人間を沖縄旅行に招待し、「大変お世話になりました。こんなに早くシャバに出られたのも皆さんのおかげ」　と、那覇某所で飲んでいた。

沖縄で走るＰＣも一般運転者の克模範となる運転はしていない。

少し前、某市のスーパー駐車場で勢いよく走って来たＰＣ。危うく接触しそうになったのだが、何か事件でも？思わせる勢いでＰＣを駐車させ、しばらくしたらお弁当を持って出てきた。








そこいらの、おじさん・おばさんと一緒だ。

その時は・・・まあ笑って許せたのですが。



沖縄は飲酒運転検挙率ワースト１位？？？

これにはカラクリがあることは皆さんご存知でしょうか？




少しだけ・・・・




ほんのちょっぴりだけ、書きます。


各都道府県警察は当然のことながら年間予算を立案する。

それにはあたり前のように一番の収入源である交通違反取り締まりの罰金を主たる収入源とします。

それで切符の数も決まるのよ。

だから本来著しく問題だなあと思う交通違反はそれほど力を入れない。

もちろん年度目標を各部署ごと立て、一瞬・・・ほんの一時期は目標に添って行動したりもする。

しかし予算作るのは反則金の高い飲酒運転取り締まりが一番楽なわけ　（でも、雨天時は週末でも絶対やってません・・・沖縄だけ？）

例えば

年度末、次年度から県警本部長が変わるときなど、いきなり切符を切りまくるでしょ。

あれは、新着任する方に　「県警はこれだけ出来ます。」　と県警力を主張する、いわゆる上納金的　（悪しき風習）　なもの。



ちょっと話は逸れるが・・・いつも？


以前赴任した茨城県。

その時、茨城県は飲酒運転検挙率ワースト１だった。

ご存知の方も居られるかと思いますが、茨城県・・・ど田舎です。

開業している居酒屋は皆、大駐車場を持っています。

駐車場無き居酒屋は営業成り立たぬ。

当地と一緒でしょ？

そこで県警は取りやすいところからと　（当然それだけではないが）、飲酒運転取り締まりを毎週末のようにやっていた。

飲食業組合は死活問題と直談判。

テレビでは本日の飲酒運転取り締まり地域の発表したり　（他県でもやるよ）。


結果・・・・



ゆるくなりました。



栃木県の某ゴルフ場に支配人兼務　（主はやはりコースの芝草管理者）　として赴任したときのエピソード。

広報を名乗る警察幹部が来場し、挨拶もそこそこに　「以前の支配人さんはこの料金でプレーさせて頂いておりましたが、貴方に代わっても同じでよろしいですよね」

「へっ？警察料金？？？」

見ればメンバー料金より安い。

「もし、この料金で受けていただけないと、ゴルフ場入口で飲酒検問することになりますが」

小生ひきつった笑顔で　「やくざより酷いのね」　って言ったものだ。


またまた話は変わって・・・・


沖縄来たとき、沖縄的運転者にビックリしたこと。


ウインカーを出さずに右左折をする。

駐車禁止がゆるゆる。

交差点内、黄色線（進路変更禁止区間）で進路変更。

渋滞時、平気で交差点内を埋めてしまい、進路の妨害をしている。

一時不停止。

信号無視。

バイクが後方左右からビュンビュンと走る　（一時期、取り締まりをやっていたが、元に戻った）

高速道路でのスピード取り締まりが　「わ」　ナンバーが多い　（取りっぱくれがないそうな。旅行中に殆ど反則金を納付するらしい）

高速道路・一般道路でも追い越し車線の何たるかを分かっていない。

進路譲っても挨拶しない。

横断歩道で歩行者がゆっくり歩きすぎ。

教習車が仮免路上教習中、あり得ない運転をしている。

バスもタクシーもワヤクチャな運転　（プロとしての規範意識がない）

タクシーの飲酒運転　（某大学病院のタクシー乗り場にて、順番待ちの運転手さんが残黒ワンカップ飲みながら囲碁をしていた）


以上、上記記載の事実はあくまで友人から聞いた話です・・・・もう遅い？


しかし


ただ一人、沖縄県のお巡りさん　（何故か当地ではすべて巡査と呼ぶ）　で頭が下がる方が以前いた。

与儀公園前に勤務していたお巡りさん　（数年前に定年退官した）。

常に雨の日も、風の日も立番し、行き交う車の安全と、近隣住民の歩行者の安全・安心を見守っていた。

手入れの行き届いた花に囲まれていた交番。

普段制服警官と目が合うと、思わず目を逸らしてしまう小生ですが、そのお巡りさんとは笑顔で挨拶出来たものだ。


確かに警察官の人数も少ないと思う。

警察官が不在になる交番も多い。

小生の希望ですが、定年退官者を嘱託採用し、せめて無人交番を無くす予算建ては出来ぬものか？

そのための飲酒運転取り締まり強化　（何度も言うが本来の意味はあるが）　の予算作りは大賛成である。



まあ、チョト前も裏金問題等で警察の威信は失墜した。



しかし、今回の問題、この処分内容では必ず、また起こるであろうと考えるのは小生だけでしょうか？


やはり、平気で法を犯す人間を警察官に採用しては絶対に駄目だ!!!!